【制作実績】ガン細胞の増殖と転移:鍵となるミトコンドリア

【制作実績】ガン細胞の増殖と転移:鍵となるミトコンドリア
農学博士 戸部廣康氏

【著書紹介】
植物ホップの成分に秘められた“がん治療”の可能性に迫る——

長年にわたり、著者はホップ由来成分フムロン、イソフムロン、キサントフモール(XH)の薬理作用を研究・報告してきました。本書では、これら成分の骨吸収阻害、血管新生阻害、脳細胞保護、アポトーシス誘導、細胞周期阻害といった多面的な作用に加え、特にXHが持つがん細胞への多標的作用に焦点を当てています。

XHは、がんの増殖・転移に関与する酵素「GGT1」やミトコンドリアの「ETCC1」への阻害作用を示し、近年では上皮間葉転換(EMT)抑制による転移抑制効果も報告され、多標的ガン治療薬候補として世界中の研究者から注目を集めています。

天然由来成分が拓く、がん治療の新たな可能性。
医療研究者から一般の読者まで、知的好奇心を刺激する内容です。